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2018.10.12 釜ヶ谷山、読図講習実践登山 [山歩き]

以前「速報!」でお伝えしていました、知人主宰による "コンパス・読図講習実践登山" のお手伝いで、岐阜県山県市の釜ヶ谷山に登ってきました。

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概略は「速報!」に記していますので、ここでは割愛させていただきますが、今回初めて教える側のスタッフとして実際に地図を見ながら先導させていただきましたが、本当、色々と勉強になりました。

釜ヶ谷山「速報」のブログ記事はコチラ

当日は先日来の雨や台風の影響、そして当日も雨模様で登山道の状況がちょっと心配でしたが、予定通り開催。
集まった生徒さんは女性7人男性1人の8人。そして私を含むスタッフが2人の合計10名での山行です。 読図講習は知人主宰で何度も行っている人気講習。本日も殆どの方が1~2回は受講しているそうなので、ちょっと安心です。


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静かな朝の伊自良湖。ここを拠点とし、地図読み登山をスタートします。

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ここはなんと「恋人の聖地」だそう…。知りませんでした。湖畔にはラブラブの絵馬が飾られていました(笑)。

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先ず、地図読みとコンパスの使い方のレクチャー。

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実際に地図にコンパスを合わせます。でも半数位の方が忘れてしまっているようで、聞いているうちに思い出したようですね(笑)。 まぁ普段あまり地図を見ながらってないですからね(笑)。 簡単なレクチャーと、今回登る釜ヶ谷山の山容、登山ルートを説明し、いよいよ登山開始です。

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準備が整ったら登山口、旧キャンプ場方面に向かいましょう。所々に石仏が点在しています。個人的にこういった登山道は好きなのでちょっと嬉しい(笑)。

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奥の院入り口。ここが登山口になります。ルートはこの奥の院から入山し、「みぞれ谷ルート」で山頂へ。山頂からは「やまびこルート」で周回するルート。

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ここで簡単な登山ルートの説明をし、スタートです。
伊自良地域の西北端に位置するここ、釜ヶ谷(かまがたに)山は、お釜を伏せたような丸みを帯びた山です。伊自良地域を縦断し、岐阜市に入る伊自良川の源流でもあります。この山は麓にある甘南美寺との関わりが深く、僧たちが修行をした行者岩や33カ所あるといわれる石仏が点在している所謂修験の山。歴史を感じながら登っていきましょう。

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取り付いていきなり倒木と斜面崩落箇所があり、登山道が塞がれていました。斜面を巻いて登ります。崩落した個所の土壌が緩いので、滑らないように注意です。

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崩落と倒木の規模が大きいので、大きく迂回。ちょっと急な斜面をトラバースする羽目に(苦笑)。

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なんとか回避して本ルートに戻りました。最初から前途多難な感じ…(苦笑)

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この後は、登山道もしっかりしています。…が、昨日の雨と、本日の湿気でヤマビルが出現しており、一同大騒動(笑)。この山一帯はヒル山ともいわれていて、普段この時期にはもう出てこないはずでしたが、特にここ最近の雨で再び出現してきたようですね。

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なんとか騒動も収まり、山歩き再開。気持ちのいい(?)樹林帯の中、順調に歩を進めます。

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台風の影響か、所々に倒木があり、歩行を妨げます。今年の台風は本当に酷かったですもんね。

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みぞれ林道分岐に到着。

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東屋に到着。ここで休憩。お互いの足元や首筋にヤマビルがくっついていないかチェック。そして地図を取り出し、ここまでのルートと、現在地を確認します。

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東屋を出発し、傾斜のある登山道を登り、鉄塔を越えると展望のいい場所へ出ました。

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周辺の山々が見渡せます。ここで鉄塔の位置を確認し、現在地を見直します。皆さんわかるかな?

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更に歩を進めていきます。樹木の生え方に驚くメンバーの方々。

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甘南美寺、奥の院に到着しました。

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奥の院前で、再び地図とコンパスを出し、現在位置を確認。

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この奥の院からは急登になります。地図を見ると等高線がやや狭まっているのがわかりますね。さ、山頂を目指し、急登を登っていきましょう。

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間もなく、行者岩に到着。

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行者岩からの眺望。晴れていればいい眺めなんだろうなぁ。ただ、こんな曇り空の山々も幻想的で個人的には好きなんですが…。

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行者岩から更に尾根道を登っていく…。尾根道は直登+急登。かなりしんどいです(笑)。

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奥の院、竜神コースの分岐。

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この辺り、ブナ林が気持ちいい。

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ブナの木の隙間からの眺望。ガスも一緒に登ってきてしまいましたね。

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何度目かのピークを登り返し、やっとのことで最後の直登階段。これがまた長い(笑)。これを登ったら山頂です。

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最後の山頂アタック。皆必死です(笑)。

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漸く釜ヶ谷山山頂へ登頂。釜ヶ谷山、標高696m。だけど結構登った感がある山でした。お疲れさま。

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山頂には山名板の他に「山県市名山めぐり」キャラクター、"山県さくら" ちゃんがお出迎え(笑)

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登頂できたことを称えあうメンバーさん。山登りを始めたばかりの方にはちょっときつい傾斜だったかな? ほんと、お疲れさまでした。

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山頂からの眺望。やはり明るくなってきませんね。

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三角点に集まり、三角点の意味と方位を説明。三角点は点名が彫られている面が必ず「南側」となっています。もし山頂で方角がわからなくなってしまったら、三角点を見てみればいいのです。

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登頂記念としてメンバーさん全員で三角点にタッチ。

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さ、お待ちかねのランチタイム。お腹空きましたね~(笑)。

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休憩後は地図とコンパスを用いて山頂の位置や、山頂から見える景色などから方向を確認。

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コンパスを三角点に乗せ、方向確認。ちゃんと三角点の点名刻印は南を向いています。

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この後の進むルートを地図で確認。

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「いま何処に居て、これからどの方向に向かうか」を皆で再確認中。皆さんわかったかな?

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皆さん確認できたところで、下山前に記念にみんなで山頂スナップを撮りましょう。
うん、皆さんいい顔です(^^)

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さ、下山いたしましょう。下山は「山びこコース」で周回します。
が、このルートがかなり曲者で、急な登り返しが多い。しかも台風の影響をもろに受けているので、荒れ放題。…ちょっと心配です。

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台風の影響で荒れ放題。殆ど登山道なのか何なのかわからない状況。

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道標も分岐指標も皆飛ばされていて全く分からず。地図を見ながら歩いたのですが、どうやら分岐を間違え、一本違う分岐の尾根を降りてしまいました。痛恨のミス…
なんとか軌道修正をし、元のルートに戻ることが出来ましたが、これに掛かったロスは大きい。そしてメンバーの皆さんにも不安感を抱かせ、心労を掛けさせてしまいました。反省材料ですね。

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なんとか坊主ヶ池通過。指標が出てきたということで、正規ルートだとわかりましたね。

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こちらのルートは風がまともに当たっていた様で、主道登山道も倒木が酷く、その度に停まり、迂回する羽目に…。

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至る所で倒木があり、完全に道を塞いでます。全く酷い…。

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跨げたり潜れたりできるところは迂回せず中央突破。

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登山道が寸断されている処は大きく迂回します。この状況は迂回しなきゃとても越えられませんね(苦笑)。これがまた時間を大幅にロスしてしまった原因のひとつ。

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漸く穏やかな登山道に戻ってきました。

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人形杉通過。この杉の木は倒れずに残っていました。

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そして避難小屋「山びこ小屋」通過。後はグングン降りていくだけ…。と思ったのは束の間(苦笑)。

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ここから下までは九十九折れの登山道。

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右手向こうに釜ヶ谷山山頂が見えました。ぐるっと回ってきたんですね。

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山頂から山の稜線もしっかり確認。

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九十九折れの下山道も所々倒木で崩れてしまっていますね。

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倒木、崩落に気を付けながら歩を進めていきます。

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ここにも倒木で道が塞がれてしまってます。気を付けて潜ります。今回の台風の猛威をまじまじと実感。自然の猛威の恐ろしさを感じました。

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やはり尾根道間違いと登山道の崩落や倒木の影響で、かなり時間がロスしてしまい、夕方になってしまいました。暗くなってきてからの谷筋歩きになってしまいましたね。大事をとってヘッデン装着です。

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晴れていて明るい時間であれば、綺麗に見えるであろう滝の数々。今日はそれどころじゃありませんが…(苦笑)。

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漸く最終林道地点まで降りてきました。あとは林道歩きです。
今日は、久しぶりの地図読み登山でしたが、まさかの山が荒れ放題で、途中からそれどころじゃなかったですね。ごめんなさい。
でも、皆さん無事に怪我無く下山できました。ありがとうございました。

先日来の雨、台風の影響で登山道は大荒れ。倒木、一部斜面の崩落、またルート間違いなど、ハプニング続出でしたが、参加者者全員が無事怪我なく下山することができました。そして若干不幸にもヤマビルの餌食になられた方もいらっしゃいましたが(苦笑)。

こんな状況の中、色々反省、考えさせられることもありましたが、読図の他に色んな状況の中で危険回避する術も多少なりとも体験できたのではないか、と良い方向で捉えてみたりしています。今回一番思い知らされたことは、人を引率して歩くことの重大性。一つの間違い、ミスが大ごとに繋がってしまいます。先導して引率するからには絶対にミスを犯してはいけません。そして付いてくる来てくださる人達に不安を抱かせることは絶対にNGです。
まぁ、色々問題点、反省点もありますが、これを糧に次回に繋げていければと思いました。
ご参加いただきました皆様、そして講習を企画してくださいました関係者の方々、本当にお疲れさまでした。 そしてありがとうございました。

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--本日の山行ルート--
09:45 みぞれ谷コース登山口 発
10:38 展望台
10:51 展望台 発
11:14 奥の院
11:36 行者岩
12:20 釜ヶ谷山山頂~ランチタイム
13:36 釜ヶ谷山山頂 発 やまびこルート周回
16:06 イネギの人形杉
16:12 山びこ小屋
17:06 雨乞いの森
17:31 奥の院コース登山口
17:37 みぞれ谷コース登山口
17:45 伊自良湖キャンプ場駐車スペース 着

--本日の山行データ--
場所 岐阜県山県市長滝
距離 8.8km
最大標高差 587m
平均斜度 上り:23.1% 下り:13.9%
獲得標高 上り:706m 下り:760m
日時 2018年10月11日 09:45:43 ~ 2018年10月11日 17:45:53
所要時間 8時間10秒
平均速度 1km/h

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タグ:釜ヶ谷山
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えれぇこった2号

ぼのさん

おはようございます♪
読図とコンパスを教えられたんですね!
私はコンパスをあわせて、登る事はできるのですが
地図を見て、サンヨウが見える。。。って点は全くです。
等高線を見て、狭くなってるから登りがきついとかここが沢筋かな??くらいしかわかりません(涙)
なので、1人で山にはなかなか行けないんです!

山ビル嫌ですね( ̄◇ ̄;)
一度被害にあった事があって、その山には2度と行きたくないです!!
お疲れ様でした。
by えれぇこった2号 (2018-12-22 10:03) 

ぼの

えれぇこった2号・kakaさま、
こんばんわ。
私もそんな感じですよ(笑)。
完璧にはやっぱり読めないです。現にこの講習でもルートミスしましたし…(苦笑)。
等高線がわかって、コンパスが使えて、ある程度山座同定が出来れば…と思っています。

ヤマビルはほんと厄介ですよね(笑)。
特に5月下旬から9月の鈴鹿山脈は恐怖です(笑)。
by ぼの (2018-12-23 00:07) 

ローリングウエスト

来年は久しぶりに飛騨訪問や岐阜の山に登ってみようかなあと思っているRWです。
(PS)今洋楽LAST記事は、年末狂歌れレビュー、魚ぷ額記事はビートルズ 「ヘイジュード」50周年&「ホワイトアルバム」(後編)を公開しておりますので覗いてみて下さい。今年もお世話になりました。

by ローリングウエスト (2018-12-23 20:54) 

ぼの

ローリングウエスト さま、
今年も本当にお世話になりました。
中々お邪魔できずに申し訳ありません。
来年もひとつ、よろしくお願いいたします。
こちらにお越しの際は、是非とも一声かけてくださいね。


by ぼの (2018-12-28 00:42) 

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