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2017.07.22 (実は)はじめての御嶽山登山 濁河温泉・小坂登山口ルート (前編;小坂登山口~五の池小屋) [山歩き]

7/22、本当に久しぶりの土曜日に休めました。せっかくの週末休み、こりゃ普段一緒に山歩き出来ない友人と山に行かない手はないでしょ! ということで、急遽ですが御嶽山が好きすぎる知人にアテンド (御嶽マイスターと呼ばせていただいてます)してもらい、初の御嶽山に登ってきました。
「え? 御嶽初めてなの?」と突っ込みを入れられそうですが、実はそうなんです。 三年前の秋に登る計画を立ててたのですが、あの大噴火…。その後もなんとなく登る機会を逸してしまったというか…。やはり中々登れないですよね。
漸く、登れました。

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今回は日帰り。
ルートは調べると色々とありますが、まだ立ち入り禁止の箇所もあるため、下呂側の濁河温泉から登る "小坂登山口" のルートで登りました。



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御嶽山 (おんたけさん) は、長野県木曽郡木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがり、東日本火山帯の西端に位置する標高3,067 mの複合成層火山。山容は大きく裾野を広げる独立峰です。
木曽御嶽山、御嶽、王嶽、王御嶽とも称します。標高3,000mを超える山としては、日本国内で最も西に位置し、同名の山のなかでも最高峰となっています。山頂には一等三角点 (3,063.61 m、点名「御岳山」)と御嶽神社奥社がありますが、現在はまだ立ち入り禁止区域となっています。
古くから信仰の山として信者の畏敬を集めてきた巨峰で、神聖な信仰の山であるとともに木曽を代表する山として親しまれていて、特に東海地方ではほとんどの場所からその大きな山容を望めることから、「木曽のおんたけさん」として郷土富士のように親しまれている山なのです。
自分も山登りをして、山頂に立った時に御嶽山が見えると嬉しくなります。

その御嶽山に漸く登る日がきました。
天候が不安定でちょっと心配ですが、予報は概ね晴れ。まずまずの登山日和です。

午前7時に登山口である濁河温泉駐車場に御嶽マイスターでもあるハセピさんと待ち合わせ。

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なんとか時間に間に合いました。もうハセピさんは駐車場に到着していました。話を聞くとなんと前乗りしてたみたいで、下呂で仮眠していたそうです。流石マイスター(笑)。

さぁ、出発しましょう。久しぶりの3,000m峰。充分高度順応しながらゆっくりと。
本日ご一緒戴くのは御嶽マイスターのハセピさんとお馴染みイバッチさん。よろしくお願いいたしますm(__)m。

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ゲートを潜り橋を渡ります。さぁ、御嶽山登山の始まりです。いい天気です。絶好の登山日和になりましたね。

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遠くに見えるあの向こうの山まで行きます。

橋を渡り、暫く歩くと大きな鳥居が見えてきました。

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御嶽大明神の鳥居です。その鳥居を潜って山に入ります。

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七福神にお参りします。「今日も安全な山登りで、無事に帰って来れますように」


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早くもお花があちこちに。御嶽山は百名山のほか、花の百名山にも選定されている山で、ここ御嶽に咲く花は御神草として珍重されていたそうです。この時期、山頂近辺や、五の池小屋周辺にはコマクサも綺麗に咲いているそう…。今日は見ることが出来るかな?
また今回も先になかなか進まなくなりそう…(笑)。

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シャクナゲも綺麗に咲いていました。

さて、いよいよ本格的な山に入ります。ここが御嶽登山道入口。

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原生林の中、気持ちいいですねぇ。御嶽の御神草を観察しながらゆっくりと登ります。

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取り付き始めてすぐ、登山道は木道となっています。木道は雨で濡れると滑るからあまり好きじゃないな…(苦笑)

登山道脇に咲く花々…そして八ヶ岳に負けないほどの美しい苔…。素晴らしいです。

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岩の隙間にヒカリゴケも点在しています。写真に収めましたが、上手く撮れず…。写真ではわかりずらいと思いますが、かなり光り輝いていました。

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吊り橋が見えてきました。この吊り橋を渡ると本格的な登りになっていきます。

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いよいよ本格的な登攀に… 


いやぁ、森の中が素晴らしい。先日登った天生湿原の原生林も素晴らしかったですが、ここ御嶽の樹林帯も劣らずに素晴らしいです。もうここだけでも充分という感じですね(笑)。

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八ヶ岳に負けない位の苔。素晴らしい! 苔好きには堪らない景観です(笑)。
木道の階段を一歩一歩ゆっくりと登っていきます。するといきなり現れた大きな岩。

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誰が名付けたか「ジョーズ岩」とありました。しかも括弧付けで、「人食いサメ」とまで記してあります(笑)。

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ジョーズ岩を越え、息も止まるほどの素晴らしい御嶽の原生林をまったりと登っていきます。本当、原生林の中は癒されます。しかし、今回は虫が多い(笑)。既に自分の周りを虫がぶんぶんと飛び回っています(苦笑)。
暫く登ると、硫黄の臭いが…。ん?温泉が湧き出ている?

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ここが「湯の花峠」です。皆「鼻に突く臭い」と言ってましたが、個人的には好きな匂いです。

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登山道脇を彩る数々のお花を堪能しながら暫く登っていきます。

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湯の花峠から小一時間ほどで、「のぞき岩」に到着。

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樹林帯の隙間からはじめて周りの山々を観ることが出来るのですが、眺めてみてビックリ! あれだけ登山口では快晴だったのに、なんとガスが昇ってきているじゃありませんか!

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「ええっ? まさか!」 またガス会社の方が一緒にお見えですか?って言われちゃいそう…(苦笑)。
ま、山の天気ではよくあることです。森林限界を越え、五の池に立った時に晴れ渡っていればいいんです。
臆せず歩きましょ。

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と、道の岩陰に可憐なイワカガミを発見! 綺麗だな。可憐だな。こりゃいいことあるかも。

8合目(?) 「おたすけ水」に到着。ここでちょっと休憩です。行動食をしっかり摂りましょう。

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おたすけ水といっても水は出ません(笑)。各自持参した水でしっかり水分補給したら出発です。

登山道脇に咲くお花たちに励まされ、登っていきます。

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と、遂に視界が開けてきました。青空が!…と言いたいところですが(苦笑)。

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で、森林限界突破!

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標高を上げていく毎にガスも上がってきてしまいました。雲行き怪しそう…

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森林限界を突破して御嶽マイスターのハセピさんから、周辺の山々の説明を聞きます。

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ハセピさんの指す指の向こう側には "摩利支天山" が。


と、なんとなんと、まさかの雨が降ってきました。これだけは回避したかったのに(苦笑)。
皆急いでレインウエアを羽織ります。ザックカバーも掛けないとね。

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ガスで霞んできて前を歩く人達も霞んで見えにくくなってきました。

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ガスが途切れても目の前が真っ白で…。でもこういう光景もこんな天候じゃないと味わえませんから(笑)。これはこれでいいかもしれませんね(なんというポジティヴ思考--笑)。

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これは高山帯に咲く「オンタデ」。なんとこのオンタデ、ここ御嶽が元祖なんですって。漢字で書くと「御蓼」。

雨もなんとか小雨に代わってきました。今日は降ったり止んだりが続くのかな?

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雨の中、登ってくるガス。これはこれで幻想的。

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この景観を楽しみながらゆっくり歩いていると、前の方で先に歩いていたイバッチさんが呼んでます。何かと思い、急ぎ足で向かってみると、なんとライチョウの親子がひょこひょことハイマツの間を歩いているじゃありませんか!
急いでカメラを構え、撮ってみたのですが…

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わかりますかねぇ。写真の下の方にちょこっとだけ映っているのですが…
初ライチョウでした。 実はライチョウも間近で観るのはこれが初めて(笑)。 やはり天気が良くないときに出現するんですね。
イバッチさんがしっかり撮っていたので、戴きました。

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初御嶽で、初ライチョウ(笑)。生憎の天気になっちゃいましたが、初モノづくしで、いいこといっぱいです(^^)v。

山手の方に今度は振り向いてみると、高山帯のお花がちらほら。

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で、あのピンク色の可憐なお花は?
そうです。コマクサですね。この辺りからチラホラとコマクサが咲き始めています。綺麗だなぁ。

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江戸時代末期に御嶽山の高山植物は "御神草" として珍重され、山頂部の高山帯に自生するコマクサは薬草として採集されていたそうで、一度自生のコマクサは消滅したそうなんです。現在は山頂部のコマクサ群落の再生活動が行われていて、ここまで咲くほどになったとのことです。

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ハセピさん曰く、「この上の飛騨頂上辺りにはもっと多くのコマクサが咲いている筈」とのこと。ここから一気に五の池小屋まで行っちゃいましょう。

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幻想的な雲と山のコントラストを楽しみながら先へ向かいます。

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堂々とした摩利支天が右手に迫ってきました。五の池まではもう少し。

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そして、漸く五の池小屋に到着。

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記念に三人で写真を撮ります。皆いい顔ですね(笑)。

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五の池小屋前のテラスで休憩。念願の五の池小屋です。本当はここに泊まりたかったですね。今日は日帰りなので、仕方ありませんが、次回来るときは是非泊りで来てみたいです。

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テラスから望む五の池。こちらは枯れ池となっています。
御嶽山には5つの火口湖があり、一ノ池から五ノ池の名前が付けられています。常に水をたたえているのは、エメラルド色の二ノ池と三ノ池。二ノ池は日本で最も高いところ (2,905 m) にあるお盆形状の水深3.5 mの湖沼なのですが、ここは現在立ち入り禁止。現在見ることが出来るのは五の池小屋の裏手から眺めることが出来る三の池のみ。
早速三の池を見に行ってみましょう。

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素晴らしい火口湖。晴れたら水の色がもっとエメラルドに輝くんだろうなぁ。

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皆其々に無言で三の池を見つめます。この山には色々な思いが其々詰まっているんじゃないかと思います。

いやぁ、強行だったけど、やっぱり登ってきて良かった。素晴らしい原生林や、この五の池小屋から眺める三の池の美しさ…。念願の御嶽山にやっと登れた感動に自分も浸っています。

さて、次回後編は五の池小屋から継子岳へ向かいます。

※ 後編の継子岳へはコチラへ⇒

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--本日の山行ルート(登山口から五の池小屋)--
07:36 御嶽小坂登山口出発
07:40 仙人橋
08:23小坂口七合目
09:23 湯ノ花峠
10:21 のぞき岩
11:19 小坂口八合目・お助け水
13:00 五の池小屋着


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RW

久しぶりの更新ですね!御嶽山は20年前に残雪時期に登り帰りは登山靴でグリセードで一挙に滑り落ちたことが懐かしいです。あの噴火からも3年ですか・・。また登山客が増えていくといいですね。
また洋楽コーナーや逍遥記事にお顔を出されて下さいね~

by RW (2017-08-01 07:18) 

ぼの

RWさま、
ありがとうございます。
最近何かとゴタゴタして更新が滞っていますm(__)m
また落ち着きましたらお邪魔いたしますね。

御嶽山ですが、恥ずかしながらこんなキツイ山行になるとは思いませんでした。
考えてみれば3000m峰なんですもんね。
ちょっと軽い気持ちだったことを反省しています。
しかも病み上がりで…(苦笑)。

by ぼの (2017-08-05 23:54) 

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