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2015.06.25 日本二百名山、御在所岳に挑戦! (前編:往路・中道ルート) [山歩き]

遂に "岳" と呼ばれる山に登ってきました。
場所は三重県の云わずと知れた名山。"日本二百名山" であり "鈴鹿セブンマウンテン" のひとつ、「御在所岳」
この山は以前からすごく気になっていて、いつかは登ってみたい山のうちのひとつになっていました。 それまで標高1,000m以下のいわゆる低山を中心に登っていたため、1,000以上の山はまだもうちょっと経験値を踏んでから…と思っていたのです。
そうしたところ、前回のいきなりの2,000m超えの恵那山に登ってしまったということで、自信が付いたのか成り行きなのか(笑)。とにかく登ってみたい衝動に駆られ、次の休みに登ることに。
Webや登った方々のブログ、関連本などで下調べをし、幾つもあるルートの中から、やはり代表的な "中道ルート" から "裏道ルート" を選び当日に備えます。しかしながら初めて "岳" と名付けられた山を登るのに独りでは心細いので、何名かの知人に伺いをたてたのですが、結局ソロでの登山が決定。
ま、自分のペースで登れるし、現地へ行けば登山者の方々もみえるから大丈夫でしょう…

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早朝6時30分ごろ自宅を出発。電車で三重県四日市の湯の山温泉へ向かいます。…なぜ電車か? それは帰りに爆睡できるからです(笑)。

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計画では9時に近鉄湯の山温泉駅に到着。9時半には中道登山口から山登りを開始することになっていました。ところが、大きな間違いを犯してしまいます。計画を立てたとき、地図で確認しながら計画したのですが、なんと近鉄湯の山温泉駅からロープウェイ駅までを計算に入れていなかったのです(苦笑)。

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しかも、駅に降りてから売店で方向だけ聞き、近いと思い込んで歩いてしまったのでした(笑)。 気が付いたときにはあとの祭り。湯の山温泉ロープウエイ駅まで3Km強もあったのです。

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漸く辿り着き、時間を見ると午前10時。漸く御在所岳登山の開始…と思いきや、なんとここから中道登山道まで、またまた舗装道路を約40分程歩くことに。…完全にハマってしまいましたね(苦笑)。

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  [右斜め上] 湯の山温泉の案内板

中道登山道口を目指し、テクテクと歩いていきます。この時点でもう5kmは歩いています。山登り始めるころには疲れ切ってしまうのではないか、という一抹の不安がプラスされ・・・(笑)。
しかし、道路脇に流れる清流の響きに癒され、このつまらない街道歩きをなんとか歩き切りました。

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漸く中道登山道の入り口です。身を引き締め、全ての装備にチェックをし、これから挑みます。登山口にあるポストに「登山計画書」を投函し、注意書きに目を通します。そしていよいよ入山。

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登山口からいきなり急勾配です。そう、この中道ルートは、途中の景色や有名な奇岩の数々を堪能できる人気のルートなのですが、全て急勾配。そしてキレットや鎖場などの危険印が多いルートなのです。

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花崗岩で固められた勾配のある登りをひとつひとつ確実に登っていきます。後ろから手慣れた登山者の方が追い抜いていきますが、マイペースを守ります。
登り始めて間もなく、ひとりの女性が降りてきました。「早いですねぇ、もう登られたのですか?」と声をかけたら、「とても登れない…。引き返してきました」とのこと。「え?」
本日初の御在所でソロ登山の私はその言葉で少々ビビり(笑)。そういえば登山口の看板にも「鈴鹿山脈を甘くみるな、云々…」と書いてありました。「俺もヤバいかなぁ…」初心者用の表道に変更しようかとも思ったのですが、「せっかく登りに来たんだから楽しまなきゃ」と勇気を振り絞って(爆)登りました。

途中所々に木々の切れ間があり、山を展望できます。うん、いい感じですね。これならいけるいける(笑)。 ところがどう見ても遠くが霞んでる。昨日の天気予報、そして本日朝の天気予報も "晴れ" だったのに…。雲がだんだんと山に降りてきてしまっています。

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名物でありロープウェイの鉄塔も霞んでます…。ううっ、天気ヤバいかなぁ。心配しても仕方のないことですが・・。ま、なるようになるでしょ(笑)。

ロープウェイの鉄塔が近く見えてきました。本来なら、ロープウェイも撮りたいところですが、本日までメンテで残念ながら運休。ということは帰り、体力的に持たなくなったらロープウェイで下山という選択はなくなるわけです(笑)。 ま、それはあり得ないですけどね。…わかりませんが(爆)。

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それにしてもゴロゴロとおおきな岩が多いです。岩と岩の間をすり抜けるように登っていきます。傾斜がゆるくなったところで、ちょっと休憩。

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周りを見ると、本当に奇岩が多い(笑)。なんでこんなに長細い(細くはないですが)岩が斜めに突き出ているのでしょう(笑)。不思議です。

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そうこうしているうちに、第一のスポット、「負ばれ石」に到着。反対側から見たので、ちょっと解り難かったですが…

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正面から見ると、本当に背負われているような状態の岩です。この岩も神秘的ですねぇ。どうやったら、こんな感じになるのでしょうか。

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負ばれ石を背に一枚。勿論セルフで(笑)。

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負ばれ石の向こう側を先に登っていたカップルが休憩を終え登り始めていました。私もそろそろ…。
いえ、後を追うわけではありませんよ、決して(笑)。

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展望の良いところで再び小休止。山を眺めますが、残念ながらかなり雲が降りてきてしまい、遠くの展望ができません。

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良く晴れ渡ったら素晴らしい展望なんだろうな…と思いながらシャッターを切ります。
そして第二のスポット「地蔵岩」へ。この岩も凄いです。本当にどうしたらあんな二つの岩の上にあんな感じで岩が乗っかるのか…不思議ですよね。

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地蔵岩を過ぎると中道ルートの最大の難所、"キレット下り""鎖場"です。キレットの前に危険印のある稜線へ出ますが、物凄い迫力です。これ、間違って滑り落ちたらひとたまりもありませんね。一気にいってしまいそうです。

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慎重に渡り、キレットまでやってきました。地蔵岩で時間をとってしまったので、先ほどのカップルはもうキレットを下ってしまっていました。上にいるのは自分とちょっと前にそこに到着していた初老の男性だけ。少々そこで談笑。その方、もうお歳は60過ぎ。凄いですね。

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  [右斜め上] キレットに到着

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  [右斜め上] キレットから眺める展望。

先に行かせてもらえる様ですので、失礼してキレットを下ります。登山前にブログなど拝見させていただく中に、このキレットと、次の鎖場で躊躇される記事が多かったのですが、やはり真上から見ると躊躇してしまいそうですね。

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しかし、そこは今まで鬼教官、EYK師匠にしっかりと特訓を受けている私(笑)、このキレットを難なく下ることに成功。「なんだ訳ないじゃん」(笑)。そうなんです。ここよりもっと壮絶な断崖を低山ですが降りたことがあるのです。あの "鳩吹山" の断崖絶壁から考えればこのキレットは "わけない" ですよね(笑)。
詳しくは "コチラ" (文字をクリックしてください)をご覧ください。
でも、過信は命取り。慎重に降ります。 キレットを降りたら次なる難所は鎖場です。この鎖場は結構断崖絶壁で、脚一本分位の幅しか歩ける道はありません。鎖伝いに慎重に歩きます。

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鎖場を抜けると今度は断崖を上に上らないといけませんが、ここは梯子が立てかけられているので、楽でした。これが下りだと、梯子下りが苦手な私にはちょっと嫌ですね(笑)。

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岩場を抜けると…絶景のはずだったのですが、ご覧のとおりです。 辺りは真っ白(苦笑)。

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山の斜面も素晴らしい展望かと思いきや、こんな感じでガスってます。 でもそれが結構幻想的な雰囲気を醸していたりもします。結構好きな "絵" が撮れました(笑)。

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あとは、ひたすら岩の急斜面を登っていくだけ。道中、既に登頂された方が何名かすれ違いにこの中道を降りていかれるのですが、この急勾配を下りるのは私には無理かな。やはり往路は他のルートですね。決定です。

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さて、キレットの上でお会いした初老の紳士の方は既に私を追い越し、この岩場を淡々と登っています。私も続かなきゃ。しかし、あのお方、元気です。こんな岩場を平気でスタスタ登っていってしまいます。初めてとはいえ、私とは10以上も年上。いやいや頭が下がります。

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漸く上まで登りきりました。車道に出ます。でもここが山頂じゃありません。山頂はここから未だ約3Kmほど先へ行ったところ。とりあえずここで一息。「ふぅぅ。」

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ここから少し行ったところに写真でよく見る「富士見台」があるので行ってみましょう。
辿り着いた「富士見台」。しかし何も見えません(笑)。完全にガスっています。

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道路側を見ると先ほどのカップルが休憩をしているのですが、何も見えません。

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仕方がないので、"富士見台展望台へ来たよ" という意味も込めて記念に一枚。当然自撮りで(爆)。

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富士見台が駄目なので、もう一つの展望名所「見晴台」もダメだよなとの思いで、見晴台にも足を運びましたが、やはりここも無理。

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しかも、めちゃくちゃ寒い。風がまともに体に当たります。ウインドブレーカー持ってきてよかったです。早速羽織り、ここでお昼にします。 ブルブル震えながらおにぎりを頬張り、早めに退散。
コンロを持ってこればよかったのですが、山上公園にレストランや売店があるので、足りなきゃそこでなにか食べればいいと思って何も持ってこなかったのが裏目に出ました。ロープウェイが運休なのですから営業しているはずはありません(涙)。仕方ないので、自販機の珈琲で我慢(笑)。山上公園には既に登頂された方が何名か休憩をとっていました。挨拶しながら、山頂を目指します。

山頂までは、公園内の舗装道を歩くので楽ではありますが、今までの難所を登ってきた割になんか呆気ないので、ここだけがちょっとつまらないですね(苦笑)。・・・と言っている間に山頂です(笑)。

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遂に御在所岳登頂です。標高1,212m登りきりました。 目の前に大きな一等三角点。 う~ん、デカい!(笑)。 今まで見てきた中で(と言ってもそんなに回数登っていませんが)、一番大きな三角点ですね。 記念に一枚、自撮り(笑)。

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残念ながら三角点は柵の中にあります。なので恒例の"三角点タッチ" ができないので、柵の下をタッチ(爆)。

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  [右斜め上] 三角点は柵の中で立ち入ることができません。

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  [右斜め上] 柵の下をタッチ(笑)

そしてこの山頂で、滋賀県と三重県が分かれます。

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独り「こっちが三重県でそっちが滋賀県」といいながら指標の前を左右に行ったり来たりして遊んでいました。傍から見ると「あのオッサン、なにしてるんや」て思われていたかもです(笑)。

ま、とにかく日本二百名山のひとつである御在所岳に登頂できました。色々難所もありましたが、とりあえず何事もなく、安全に登頂できましたこと感謝いたします。

後半は往路、「裏道ルート」の模様をレポしていきます。どうぞご期待くださいませ。


距離 往路4.9km (総距離 10.6km)
最大標高差 881m
平均斜度 上り:17.6%
獲得標高 上り:926m

近鉄湯の山温泉駅から湯の山パーキングセンターまでの道程はコチラ↓↓

距離 3.2km
最大標高差 244m
平均斜度 上り:7.3% 
獲得標高 上り:230m


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Sugar Boy

おはようございます!
相変らず精力的!ご同慶の至り。

中道はきついですね。
その昔(40年くらい前(笑))その付近に生息するキリシマミドリシジミという、それはそれは綺麗なシジミチョウが居まして、それを観に裏道を登り藤内壁の手前でそのチョウを観察して山頂へ。
帰路を中道にして下ったら、登ってくる人に、叱られました。
下りで使うことは非常に危険な道だそうですね。
若気の至りで、岩場をぴょんぴょんして下ったのを昨日のように思い出しました。
by Sugar Boy (2015-07-04 07:42) 

ぼの

Sugar Boyさま、
ご無沙汰しております。
最近あちらの方も。とんとご無沙汰していましてスミマセン。

Sugar Boyさんも中道で登っていらっしゃいましたか!
しかも帰路で!
・・・ということはあのキレットを登られたということですね(驚)

私が登ったときも復路で中道を使われていた方、結構いらっしゃいましたよ。
昔と違って今はそんなに厳しくないのかもしれませんね。

紳士録の方も、ボチボチ顔出しますので、どうぞ遊んでやってくださいましm(__)m
by ぼの (2015-07-09 00:05) 

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