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2015.01.09 下街道から旧東海道へ 有松の古い町並み再訪 (後編・旧東海道編) [自転車散歩]

漸く後編の記事、投稿です(苦笑)。
・・・というのは、実は不覚にも風邪をひいてしまい、何ともならない状況になっていた為、暫くの間安静にしていたんですよね。
先週仕事先のスタッフがインフルエンザにかかってしまい、その直後だったので、「危ない」と思ったのですが、幸いインフルではなく、その辺はちょっと安心。しかし、微熱が中々下がらず結構長引いてしまいました。
インフルを中心に現在風邪が大流行しています。 皆様、十分にお気を付けくださいませ。

さて、本題へ行きましょう。
前回の続きで、今回は鶴舞公園から笠松、そして有松の古い町並みへ向かいます。

IMGP1267.JPG

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鶴舞公園で小休止した後、荒畑経由で環状線に並行し、旧街道を南下します。
桜山、瑞穂運動公園付近を抜け、呼続を通過。いつの間にか旧東海道に達していました。
やはり旧街道は車の往来も少ないし、町並みが落ち着いていて心地いいですね。
間もなく笠寺です。

IMGP1245.JPG

笠寺の "顔" である「笠寺観音(←文字をクリックすると公式サイトに飛びます)」は、正式名称を「天林山 笠覆寺」といい、名古屋城を中心に恵方がめぐる尾張四観音の一つとなっていて、なごや七福神の「恵比須」が祀られています。寺伝によれば、天平5年(733年)、僧・善光が浜辺に打ち上げられた流木を以て十一面観音像を彫り、現在の南区粕畠町にその像を祀る天林山小松寺を建立したのが始まりであるといわれています。その後、雨に濡れる観音像を笠で覆ったことから"笠覆寺"と名付けられたといいます。 この周辺の地名笠寺もこの寺院名に由来しているとのこと。

決して大きな寺院ではないのですが、どこか落ち着く好きな場所です。 特に正面からではなく、旧道脇から入る仁王門が雰囲気が良いですね。
その仁王門の前の旧道、これが旧東海道になるのですが、それをさらに南下すると、笠寺の一里塚があります。

  IMGP1246.JPG

江戸日本橋より丁度八十八里。 名古屋市内にはかつて9カ所に一里塚があったと言われていますが、現存するのはこの「笠寺一里塚」だけなのだそうです。
この一里塚で記念にワンショット(笑)

IMGP1247.JPG

笠寺の一里塚周辺の旧東海道沿いには、まだ昔の町並みが所々残っていて非常に良い雰囲気なのですが、この道は、幹線道路からの抜け道として現在よく使われているみたいで、道幅が狭い割に結構車の往来が多く、ちょっと怖いですね。
天白川を越え、県道59号を渡ると東海道 「鳴海宿」です。
鳴海は古くは成海とも言われていて、海に面していた土地でしたが、今は土砂の堆積で海は遠く離れてしまいました。 鎌倉時代は鎌倉街道が通り、戦国時代は織田・今川両勢力の接触地点ということで、鳴海城が設けられました。 また、江戸時代から始まった木綿の鳴海絞は東海街道の名産品として人気で、現在も伝統産業として続いているとのこと。
古い町並みはそれなりに残っているのですが、これといった遺構は少なく、現在は静かな町並みを散策する程度の宿場となっています。ただこの辺り、寺院が非常に多いそうで、寺院巡りをするといいかもしれません。
先ほどこれといった遺構も少ないと書きましたが、この宿場の東端に大きな常夜燈、秋葉常夜燈があり、この常夜燈は一見の価値がありますよ。

  IMGP1248.JPG
  [右斜め上] 平部の常夜燈 1806年設置とのこと

さてこの常夜燈を越えるといよいよ有松の古い町並みです。
この日は平日で、しかも正月明けということで、人通りも少なくゆっくり散策できました。

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江戸時代の有松は池鯉鮒宿と鳴海宿の間に位置し(合宿)、茶屋集落として有松絞りとともに発展した村で、特産物の有松絞りは1608(慶長13)年竹田庄九郎が豊後の絞染からヒントを得て考案されたものなのだそうです。

  IMGP1255.JPG

町並みには有松絞で有名な井桁屋、服部孫兵衛家の他に、小塚家、岡家、山田家、棚橋家、山口喜三郎家、竹田嘉兵衛家、川村弥平家などの大型商家が連なり(有形文化財)、江戸時代の商家を堪能することができます。

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今日は観光客も少ないし、自転車を押し歩きながらじっくり町並みを堪能していきましょう。
しかし、ほれぼれするような町並みです。 こうして町並みの中、佇んでいると心が癒されますね。 時間を忘れ、見惚れてしまいます。

  IMGP1261.JPG
  [右斜め上] 重厚な蔵の雰囲気がいいですね

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  [右斜め上] 服部良也邸の土蔵 (愛知県指定文化財都市景観重要建築物)

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 [右斜め上] 有松絞で有名な井桁屋 (愛知県指定文化財都市景観重要建築物)

IMGP1270.JPG

気が付けばもういい時間です。 冬場は陽が暮れるのも早い…。そろそろ、先を急がないと帰りが真っ暗になってしまいます。
この後、桶狭間の古戦場にも行く予定でしたが、帰路を考えるとちょっと無理のようで、今回またしても桶狭間は断念。 また次の機会にでも行ってみることとして、今回も有松から帰途につきます。

IMGP1272.JPG

往路も旧東海道で鳴海宿と笠寺を経由し、鶴舞公園方面へ。

IMGP1274.JPG
[右斜め上] 旧東海道の長閑な町並み

  IMGP1273.JPG
  [右斜め上] いい感じの古い商店跡を発見。 萌えますねぇ(笑)。

  IMGP1275.JPG
  [右斜め上] 東海道と鎌倉街道の分技

呼続辺りの旧東海道は、車の往来も少なく本当に静かな街道で、まったりと走ることができます。 しかし、時間的にまったりとしているわけにはいきません。・・・が、やはり気になる景観があるとつい立ち止まってしまいます(笑)。

IMGP1276.JPG

結局時間的にタイムオーバーになってしまいそう(苦笑)。 帰りはどこまで走れるかがキーだったのですが、時間的にこれ以上自走すると陽が暮れてしまうということで、往路自走も断念。
JR鶴舞駅で輪行します。

今回の今年初自転車散歩は、久しぶりに有松へ来てみたわけですが、古い町並みや街道、やはり心がなごみますね。寒かったですが、いいサイクリングができました。
今年もいいところ、いい景観を探しに愛車を漕いでいきたいと思います。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。



--本日の走行ルート(後編)--
鶴舞~荒畑
荒畑~呼続
呼続~笠寺(笠寺観音・一里塚)
笠寺~鳴海(鳴海宿・旧東海道)
鳴海~有松(有松宿)
 有松の古い町並み散策
有松~鳴海
鳴海~笠寺
笠寺~荒畑
荒畑~鶴舞
JR鶴舞駅~JR土岐市駅=輪行

--本日の走行データ(全体・前後編)--
距離 68.9km
最大標高差 236m
平均斜度 上り:2.7% 下り:2.5%
獲得標高 上り:262m 下り:349m


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亀次郎

ぼのさん

おはようございます。
風邪、大変でしたね。関西インフルエンザ猛威をふるっているようですね。

このあたり良い街並みが続いていますね。
東海道を愛知県に入ると、古い街並みが沢山残っていてランドナーで、
気持ちよく走れます。

旧東海道、今回も大変参考になりました。
東海道、3月か4月に再開しますので、その折りにはぜひ走りたい街並み
です。



by 亀次郎 (2015-01-21 07:12) 

ぼの

亀次郎さま、

更新遅くなってしまいました(^^;
久しぶりに体調崩してしまいましたわ(苦笑)。
おかげさまで大分よくなりました。
もう大丈夫だと思います。

さて、有松の古い町並みですが、かなりいい感じで保存されていますね。
ただ、ここも中山道の馬籠宿と同様に古い町並み保存地域となっているのですが、
ちょっと綺麗すぎではないかと私は思うのですが…
整備され過ぎというのか、妙に観光地になりすぎてるというのか…
ま、仕方のないことだとは思いますが、
妻籠のように無意味に手を掛けない保存というのは出来ないのでしょうかね。

春の東海道サイクリング期待しています♪(*^^)v

by ぼの (2015-01-22 00:55) 

ぐう

町並み保存地区の保存家屋の柱に自転車を立て掛けるなんて、マナー違反だと思いませんか?
by ぐう (2017-09-13 21:44) 

ぼの

ぐうさま、
ご指摘ありがとうございます。確かにそう思います。
軽率な行動してしまいましたね。
今後は気を付けたいと思います。
ただ、写真を撮らせていただくときに一声かけさせていただきましたのですが、以後はマナーを守って素晴らしい遺構を楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
by ぼの (2017-09-16 02:22) 

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